“たった4本のインプラント”で、片顎すべての歯を支える
「歯がほとんど残っていない」「総入れ歯が合わない」「何度も作り直している」そんなお悩みを根本から解決する治療法が、All-on-4(オールオンフォー)です。
この方法では、片顎につき4本のインプラントを戦略的に埋入し、その上に連結した12本程度の人工歯(ブリッジ)を固定します。
顎の骨が少ない方でも対応可能で、手術当日に仮歯が入る「即日歯が入る」治療法として、世界中で支持されています。
All-on-4の特徴とメリット
① 最小本数で最大の機能回復
従来は、片顎12本の歯を支えるには8本以上のインプラントが必要でしたが、All-on-4では傾斜埋入技術を用いることで、4本で安定性を確保します。
② 手術当日に仮歯装着が可能
手術当日に仮歯を固定できるため、食事や会話がすぐに可能になり、見た目の不安もありません。
治療中も「歯がない」期間がなく、QOLを大きく損ねません。
③ 骨造成が不要なケースが多い
インプラントを前歯部の骨が厚い部分に斜めに埋入する技術により、多くのケースで骨造成(GBR・サイナスリフト)を避けられます。
手術負担の軽減、治療期間の短縮、費用抑制にもつながります。
④ 総入れ歯にない“固定性”と“安心感”
All-on-4はねじ固定式のブリッジであり、従来の入れ歯のような着脱・ガタつき・痛みはありません。
しっかり噛める・外れない・外観が自然という点で、社会生活のストレスが劇的に軽減されます。
こんな方におすすめです
- 総入れ歯が合わず、痛み・違和感がある
- 自分の歯がほとんど残っておらず、全体治療を考えている
- 骨が足りないと他院で言われた
- 入れ歯が外れてしまう恐怖がある
- 見た目を自然にしたいが、手術の回数や負担は減らしたい
治療の流れ ~ オールオン4の一般的なステップ
- 初診・精密検査(CT・口腔内スキャン)
- 治療計画の立案とご説明
- 抜歯・インプラント埋入(同日)+仮歯の装着
- 治癒期間(3〜4ヶ月)
- 最終ブリッジの装着(ジルコニアなど)
- 定期メインテナンスと再評価
▶ 必要に応じて、術前に全身管理(血液検査・内科連携)を行います。
▶ 上下顎どちらも可能ですが、上下同時に行う場合は診査・診断を特に慎重に行います。
治療例 ~ Before & After
症例:60代女性/総入れ歯からの解放
Before:総入れ歯が合わず、痛み・話しづらさ・咀嚼不良に悩まれていた
After:自然な口元と咀嚼機能が回復。外れる不安もなくなり、明るい表情に
▶ 治療内容:上下顎All-on-4(片顎4本×2)+仮歯装着
▶ 治療期間:約6ヶ月|費用:片顎220万円(税込)〜
▶ リスクと副作用:インプラントは安全性が高いですが、リスクと副作用も存在します。主なものとして、神経損傷による麻痺、感染症(インプラント周囲炎)、上顎洞・下顎管損傷、アレルギー反応、稀にインプラントの脱落が挙げられます。喫煙や全身疾患があるとリスクが高まる傾向にあります。適切な診断と治療、術後の徹底した口腔ケアが重要です。
当院のAll-on-4の強み
■ ガイドによる“誤差0.1mm”の手術
従来のフリーハンド手術では埋入位置や角度の誤差が成功率に大きく影響します。当院では、ガイドを活用し、より正確で安全な手術を実現しています。
■ 院内技工による即日仮歯製作体制
当日中に精密な仮歯を装着できる体制を整備しており、咬合・審美のバランスを当日内に再現可能です。
■ 骨再生療法や全身管理にも対応
骨の薄い方、全身疾患がある方にも対応可能。必要に応じて骨造成・医科連携を組み合わせることで、安全性を確保します。
費用・保証について
- 片顎(4本+ブリッジ)… 約220〜280万円(税込)
- 上下顎同時… 約400〜500万円(税込)
※仮歯製作・CT・精密検査費用含む
※医療費控除・デンタルローン可
※5年保証制度あり(条件あり)
リスク・副作用
- 外科処置を伴うため、腫れ・内出血・一時的な痛みが生じることがあります
- 清掃不良によりインプラント周囲炎を起こすリスクがあります
- 咬合力が強すぎる方には、マウスピースを推奨することがあります
人生を変える“総入れ歯に代わる治療”
All-on-4は、「もう歯科治療は諦めようか」と考えていた方にこそ届いてほしい治療法です。
入れ歯による悩みから解放され、もう一度、しっかり噛める、堂々と笑える人生を取り戻すことが可能です。
まずは、CT検査を含めた初回相談(完全予約制)からスタートしましょう。
治療ができるかどうか、適応かどうかを診断し、あなたに合った方法をご提案します。